童謡(4)
北原白秋の童謡です。
山のあなたを
山のあなたを
見わたせば、
あの山恋し、
里こいし。
山のあなたの
青空よ、
どうして入日が
遠ござる。
山のあなたの
ふるさとよ、
あの空恋し、
母こいし。
「名作童謡 北原白秋100選」(編著 上田信道 春陽堂)より引用。
北原白秋が、「山のあなたを」という童謡の中でイメージした「里」は、白秋の母の実家の山間の里であるかもしれないと述べられている。
北原白秋は、「わが生い立ち」の中で、わたしの第二の故郷は肥後の南関だと記してある。
現在の熊本県玉名郡南関町だそうだ。
わたしは、父の両親とも、母の両親とも残念ながら逢ったことがない。
早くに亡くなっていたり、事情があって、逢えなかったりで、4人とも写真でしか見たことがない。
子供の頃、直接「おじいちゃん、おばあちゃん」と言って甘えたこともなければ、孫を愛おしげに眺める祖父母の表情を眺めたこともない。
だから祖父母のいる家庭を羨ましいと感じることがたまにある。もしかしたら、おじいちゃんコンプレックス、おばあちゃんコンプレックスがあるのかもしれない。
父の生まれた故郷、母の生まれた故郷に行って、その光景を確と目に焼き付け、在りし日の祖父母について聞いてみたいのだが・・・。
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