2012年2月7日火曜日

童謡(4)

北原白秋の童謡です。


山のあなたを




山のあなたを


見わたせば、


あの山恋し、


里こいし。




山のあなたの


青空よ、


どうして入日が


遠ござる。




山のあなたの


ふるさとよ、


あの空恋し、


母こいし。



「名作童謡 北原白秋100選」(編著 上田信道 春陽堂)より引用。 


北原白秋が、「山のあなたを」という童謡の中でイメージした「里」は、白秋の母の実家の山間の里であるかもしれないと述べられている。
北原白秋は、「わが生い立ち」の中で、わたしの第二の故郷は肥後の南関だと記してある。
現在の熊本県玉名郡南関町だそうだ。
わたしは、父の両親とも、母の両親とも残念ながら逢ったことがない。
早くに亡くなっていたり、事情があって、逢えなかったりで、4人とも写真でしか見たことがない。
子供の頃、直接「おじいちゃん、おばあちゃん」と言って甘えたこともなければ、孫を愛おしげに眺める祖父母の表情を眺めたこともない。
だから祖父母のいる家庭を羨ましいと感じることがたまにある。もしかしたら、おじいちゃんコンプレックス、おばあちゃんコンプレックスがあるのかもしれない。
父の生まれた故郷、母の生まれた故郷に行って、その光景を確と目に焼き付け、在りし日の祖父母について聞いてみたいのだが・・・。

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