2012年1月11日水曜日

鞆の浦架橋問題について

福山市民の一人として、福山市・鞆の浦の埋め立て・架橋問題が最終的にどのような形で決着する(落ち着く)のか大いに関心がある。
新聞の報道によると9日、住民説明会が鞆小学校体育館で開かれたとある。
協議会を通じて、架橋計画推進派と架橋計画反対派の双方でいくつかの共通認識が得られているとある。
記事によると、次の3つが得られた共通認識だ。
1  道幅の狭い鞆町の県道を迂回するバイパスは有用である
2  鞆の浦の景観は大切である
3  架橋と海底、山側の両トンネルの三つのバイパスは時間短縮効果に若干差があるが、ほぼ同等の機能を持つ

新聞記事によると、湯崎英彦知事は、住民説明会で架橋推進の声が多かった点について、「説明会は、架橋の賛成、反対の多い少ないを問うものではない。即座に判断に結びつくものではない」との認識を示したとある。
私も湯崎英彦知事の判断・認識は、現時点においては、ずれていないと思う。
というのは記事によると、説明会は、鞆地区に住む人と働く人を対象に開かれているのだが、住民説明会の出席者は、鞆地区の住民約4600人の1割弱の約400人ほどしかいなかったとあるからです。
鞆地区の残り9割の住民の意思は、賛成なのか反対なのかこの度の住民説明会だけでは正しく判断が付きかねるからです。
加えて、この住民説明会には、鞆地区以外の福山市内の各地区住民の意見や声、鞆の景観や高い歴史的価値ゆえに鞆の浦を訪問したり、訪問しないまでも遠方からその景観維持を強く求める広島県内外の意見や声がどこまで反映されているのかよくわからないからです。
行政(福山市・広島県ともに)は、始めに結論ありき(どちらか一方に与するの)ではなく、出来るだけ白紙の状態から、客観的な情報や市民・県民・国民の声をさまざまな方法で幅広く収集し、少しでも公平な判断を最終的に下してほしいと心から願います。

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